2009年1月28日水曜日

祝 \(・・)/ blog すたーと

京都のある地方に小老師という篆刻の大師匠が住んでいました。

初秋のある日、老師の社中展を観に行くと、幸運なことに作品を一ついただくことができました。しかし!!作品には彼の雅号印が押されていませんでした。印を押してくれるよう頼むと、老師は“篆刻家なら自分で作ってそれを押し、その後、私に送りなさい。そうすれば私の印になるでしょう”と。なんておしゃれぇ~!!

私は鶴の間にこもり、お酒が好きな老師を思い、印面(背景の白文の朴)だけでなく、四角の印材を削りとっくりとお猪口にしました。         つづく

 

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